【ジョギング初心者】怪我なく続けるための2つのポイント
運動の基本と言えば "走る" ことですよね。
考えてみれば、ほとんどのスポーツで、何かしら走る場面があります。
走ることは健康な体一つあればできることです。特別な道具は何もいりません。
そのためジョギングは「運動不足解消」や「体力づくり」の一環として、広く行われているお手軽な運動です。
ただ、運動全般に言えることですが、やり方を間違えれば大きなけがにつながってしまいます。ジョギングは常に "ケガ" と隣り合わせであることを忘れてはいけません。
私は高校三年間、陸上部のキャプテンとして活動してきて、”走ること” と "ジョギング" を常に追求してきました。地区の駅伝にも出場していた影響もあり、大学3年生になった今でも、毎晩のジョギングを習慣化しています。
今回はそんな私から、これからジョギングで軽い運動習慣をつけようと思っている方に向けて、初心者の方が、ケガなく、そして長く続けるために知っておいてほしいポイントを2つにまとめて紹介していきたいと思ます。
あくまでこの記事は
- ジョギング経験のない人
- 運動不足解消のために走る習慣をつけたい人
に向けた内容となっています。
この記事を読めば
- 挫折しないジョギングの習慣化方法
- 初心者にありがちなケガを未然に防ぐ方法
が分かると思います。
ではいきましょう!
Ⅰ.シューズ選び(”ジョギング用”を信用するな!)
ジョギングするときに一番重要になってくるのが、選ぶ靴です。
初心者の方がよくやりがちなのが、家にある適当な靴で始めてしまうことです。
「早く始めたいから!」という理由でランニングに適していない靴で始めてしまうと、足への負担が大きくなり、つらくなって結局やめてしまうというパターンが多いです。
ランニングをしっかり習慣化するつもりなら、靴を買うことから始めましょう。
そのために靴選びにおいて、注意すべきことを 2つ 挙げました。
1.ソールが柔らかすぎないものを選ぶ!
ソールとは靴底のことです。靴が地面と接触する部分なので、慎重に選ぶ必要があります。ソールは走るときに衝撃を吸収してくれる重要なパーツです。ソールの質は、足への負担や、あなたの体力と密接にかかわってきます。
”ジョギング用” と書かれているシューズでも、ソールが柔らかすぎるものはたくさんあります。こういったシューズは選ばないようにしましょう。
なぜ柔らかいソールがおススメできないかというと、シンプルに、足への負担が大きくなるからです。
「柔らかいなら負担軽減してくれるんじゃないの?」
と思うかもしれません。しかし、実際は逆なんです。
簡単に説明すると、身体の体重が足から地面へ抜けていかずに、くるぶし、膝、腰に跳ね返ってきてしまうというわけです。
イメージとしては、トランポリンなどの柔らかい地面や深い砂利を歩いているような感じです。かたい地面を歩くよりも足腰が疲れますよね?
ソールでも同じことが起きてしまうのです。
なのである程度の硬さ(反発)があるソールの靴を選ぶようにしましょう。
※硬さであって、ソールの高さではないのでご注意を。
2.メッシュで伸縮性のある靴がおススメ!
ランニングシューズは様々な素材で作られています。ランニングするうえで靴の軽さは足や、体の疲れにつながるので、メッシュ素材の軽いものを選ぶとよいです。
最近は、アッパー部分(ソール以外の足を覆っている部分)に伸縮性のあるメッシュの靴が多く売られています。伸縮性のある素材のほうがフィット感があり、靴擦れもしにくいので、非常におススメです。
インターネットでもシューズは購入できますが、素材感やソールの硬さ、足とのフィット具合まではわからないので、できたら店舗に足を運んで、試着してから決めてみてください。
もっとシューズについて詳しく知りたい方はこちら↓
Ⅱ.走るルート(場所によっては大きなケガに)
走る場所は、なるべく平坦で、安定した地面の道が続く場所を選びましょう。
変に勾配がある道だと、思うように走れなくてすぐ疲れてしまいますし、段差や、急な地面の変化があるルートはケガにつながる恐れがあります。
しばらく硬いアスファルトを走っていて、急に土や、砂利の道に突入すると、地面の反発力の変化に体がびっくりして膝に大きな負担がかかります。
特に夜に走る場合は、地面の変化に気づけない場合が多いです。ですので、走ったことのないルートを走るときは足元に十分注意してください。
また明るい時間帯の場合でも、ランニングを続けていると、足の感覚がマヒしていって、自分が思ってる以上に疲労がたまっていることがあります。そういうときにちょっとした段差があると、目視できていても疲労によって急には足が上がらず、つまずいてしまうことがあります。これは本当に危険ですので十分注意してください。
おすすめのランニングスポットは川沿いの堤防や、公園や緑地の中のジョギングコースなどです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
走ることは体一つでできてしまうお手軽な運動です。そのお手軽さの裏には、たくさんのケガの危険性が潜んでいます。
正しい知識で安全に、健康に、楽しいジョギングライフを送りましょう。
ここまで読んでくださりありがとうございました。