【ジョギングとランニングの違い】ダイエットを始めるならジョギングから!
ジョギングもランニングも走ることによる、有酸素運動であることは同じです。どちらもダイエットや運動不足解消のために多くに人に親しまれている手軽な運動です。
では、あなたは2つの明確な違いを知っていますか?説明しろと言われたらなかなか難しいですよね。
ということで今回はジョギングとランニングの違いとそれぞれの特徴についてまとめていきたいと思います。
また、ある理由で、初心者の方が始めるなら圧倒的にジョギングがおススメです。
その理由はサイトの後半部分で解説しています。
ジョギングとランニングの違いって?
この2つには大きく分けて3つの違いがあります。
定義の違い
ジョギング
ジョギング(Jogging)とは、ゆっくりした速さで走ることである。陸上競技・長距離走や他のスポーツにおける持久力を高めるためのトレーニングとしてのジョギング、娯楽としてのジョギング、フィットネス、健康増進のための有酸素運動としてのジョギングなど、さまざまな目的で行われる。ジョギングする人をジョガー(Jogger)と呼ぶ。
ランニング
ウォーキングの延長線上にジョギングがあり、ジョギングの延長線上にランニングがあります。
ゆっくり走ることをジョギングといい、ジョギングのスピードアップしたものがランニングとなります。
(Wikpediaより)
スピードの違い
これが一番わかりやすく、目に見えてわかる違いです。
ジョギング : 1kmを5分以上のペース
ランニング : 1kmを5分以内のペース
また、ジョギングは1km7分、ランニングは1km5分で走りきるペースという考えもあります。どちらにしてもランニングのほうが少し早いペースということになります。
ちなみに…
箱根駅伝は、1km3分のペースで走っています!
運動の強度の違い
身体の感覚や、疲れなどで現れる違いは運動強度の違いによるものです。
ジョギング:心拍数120~130前後 「軽い」運動の感覚
ランニング:心拍数140以上 「きつい」運動の感覚
始めるならジョギングから!その理由は?
先述した通り、ジョギングとランニングには走るペース、運動強度に違いがあると解説しました。もちろん、ジョギングのほうが軽い運動ですので初心者にとって始めやすいという点はあります。
ですが、着目すべき点は別にあります。それは消費カロリーです!
ペースは消費カロリーにあまり関係しない!
高校の物理を思い出してみてください。
エネルギー量というのは
要する力 × 移動距離 で決められます。
つまり、走る速度、時間は関係ないのです。厳密に言えばここまで言い切ることはできないのですが(フォームや空気抵抗など、その他の要素も考慮する必要がある)消費カロリーを大きく変える要素としては、力と移動距離の二つということになります。
消費カロリーは体重と移動距離で決まる
ずばり、消費カロリーの計算は以下の通りです。
消費(kcal) = 体重(kg) × 移動距離(km)
つまり、体重60㎏の人が、5km走ったとすると、300kcal のエネルギーを消費したということになります。
この計算に走る速度、走った時間は考慮されないので、ジョギングでもランニングでも消費カロリーはほとんど変わらないのです。
ですが、先ほども言ったように正確な数値を出そうとするとほかの要素を考慮しなければなりません。METs値 (安静時のエネルギー消費量を1としたのに対し、何倍のエネルギーを消費するかを示す値) を使った計算がそれにあたるのですが、数値としてはほとんど変わりません。
最後に
このサイトをもう一度まとめると、
- ジョギングとランニングは走るスピードと運動強度に違いがある
- ですが、消費カロリーはスピードと運動強度に依存しない
- 体重(km) × 移動距離(km) =消費カロリー(kcal)
早く走ってもゆっくり走っても消費カロリーは変わりません。
なので、ダイエットを始めたいと思っている方は、軽い運動強度でできるジョギングから始めてみましょう。
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