【肉離れ】重度の損傷を一か月で治す方法【短期間】

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・重症の肉離れをすぐに直す方法が知りたい

・早急に走れるくらいまで回復させたい

 

こんな要望にお応えします。

 

私は高校時代陸上部で、歩けないほどの重度の肉離れをしてしまいましたが、一か月で全力ダッシュできるレベルまで回復させることができました。

 

今回はそんな私が行っていた治療法を紹介します。(軽度の肉離れにも応用できます)

本記事を参考にすると肉離れの回復を早めることができます。

※多少無理をして治した感はあるので、参考にされる方は自己責任でお願いいたします。

 

 

  ✔ 記事の内容 

  • RICE治療
  • 私が実践した治療方法

 

  ✔ 記事の信頼性 

  • 歩けないほどの肉離れをした筆者が、一か月後には、陸上のリレー県大会に出場した。

 

 

 

RICE治療

 

肉離れは、違和感があるなどの軽度のものから、歩くこともできないほどの重度のものまで、症状はさまざまです。

 

どのレベルの症状でも使える基本となる治療方法が、RICE治療です。

 

✔ 安静(Rest)
✔ 冷却(Icing)
✔ 圧迫(Compression)
✔ 患部を高く上げる(Elevation)

 (EPARK REPORT より)

 

この4つのポイントは非常に需要ですので、常に心がけましょう。

患部を温める行為も避けましょう。お風呂はシャワーのみにしてください。また、飲酒は血流がよくなり、内出血量を増やしてしまうので控えたほうがいいです。

 

ここまでが基本的な治療方法と最低限の知識です。ここからは私が高校時代に、肉離れを一か月で治すために行っていたことを紹介します。

 

私が実践した治療方法

 

私は、陸上の100m走のレース中に肉離れを起こしたので、かなり重度の肉離れでした。筋肉に強い力がかかった際に断裂すると、筋繊維が深く傷ついて、完治するのにかなりの時間がかかってしまいます。

 

ですが、私は一か月後に引退試合を控えていたので、何が何でも治さなければなりませんでした。

 

そのために行った治療法は以下の通りです。

 

  1. 患部を”温める”、”冷やす”の使い分けをする
  2. 接骨院での電気治療
  3. 適度なストレッチ
  4. サポーターをつけてリハビリ

 

順に解説していきます。

 

患部を”温める”、”冷やす”の使い分けをする

 

先に結論から言うと、ケガをした数日(急性期)は患部を冷やして、軽く動けるぐらいになってきたら温める ようにしていました。

 

肉離れをした直後は、内出血の広がりを防ぐために、患部を冷やして、血行を抑えます。

そして急性期を過ぎたら、逆に温めて、血行を良くします。こうすることで血が患部を効率よく循環するので、治りが早くなります。

 

具体的には、ケガをした日と次の日は、氷水を入れた袋を患部に当てます。三日目からは冷却タイプのシップを貼っていました。

急性期が過ぎた後は湯船につかって患部を温めることによって、血行を良くしていました。

 

このように、冷やす時期、温める時期を使い分けることによって、ケガの悪化を防ぎ、回復を早めることができます。

 

接骨院での電気治療

 

電気治療は、患部付近の筋肉を動かして、血行を良くする効果が期待できます。

ですが、電気治療は、患部を直接刺激するので、私はある程度痛みが引いてから行いました。

 

肉離れをすると、初期は痛みによって動的な治療ができないため、電気による直接的な治療が効果的です。私は一か月間、週に3,4回のペースで接骨院に通い、電気治療を行っていました。 

 

適度なストレッチ

 

ある程度痛みが治まってころに、無理しない程度のストレッチを行っていました。私の場合は、一か月後の大会に標準を合わせていたので、少しでも体を動かさないと、走れなくなってしまうという考えでストレッチをしていました。

 

ずっと安静にしているわけにはいかなかったので、体を動かしていましたが、結果的にこの判断が、短期間で走れるまでに回復したポイントだったのだと思います。

 

ですが、あまり負荷をかけすぎると再び内出血が広がってしまうので、適度に行うことが大切です。

 

 

サポーターをつけてリハビリ

 

短期間で肉離れを直そうと考えるなら、 サポーターは必須です。

太ももや、ふくらはぎの肉離れの場合は、サポーターやテーピングを使うことで、筋肉の動きを補助することができ、リハビリを効率よく進めることができます。

 

また、私はリハビリだけじゃなく、一か月後の大会本番もサポーターをつけて出場しました。何もつけないと多少痛みが伴う動きでも、サポーターが筋肉の伸縮を抑制してくれるので、痛みをかなり軽減できます。

 

ただ、サポーターでもカバーできないほどの高負荷の動きをしてしまうと、また患部を痛めてしまうことになります。せっかく筋肉がくっつき始めてきたのに、再び傷つけてしまうと、短期間での回復は絶望的になってしまいます。何回か使っていれば、自分の感覚でサポーターの補助できる範囲が分かってくるので、ケガの具合、そして自分のサポーターの強度をよく考えて、無理のない程度にリハビリを行ってください。

 

 最後に

 

引退試合の一か月前に肉離れをして、歩けなくなったときは、一度完全に心が折れました。それでも部活仲間や、顧問の先生、家族に支えられ、励まされながら必死で治療に励みました。

 

”ケガ” は残酷なものです。どれだけ積み上げてきたものがあっても、一瞬の事故、油断ですべてを奪ってしまいます。

私は最後まであきらめませんでした。皆さんにも、あきらめてほしくありません。

 

頑張ってください!

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

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